最終更新日 2005年2月10日
平成１６年８月８日北海道小樽市入船町量徳寺山門におきまして、新撰組副長助勤永倉（長倉）新八翁の９０回忌並びに石碑建立の除幕式典が盛大に行われ、御子孫の１５才と５才の曾孫御二人様によりまして記念の除幕となりました。当日同時に会津藩流無限神刀流居合術・大東流合氣柔術を長尾・橋本・浅間・工藤の４名で演武致し、巻き藁の抜き打ち左右袈裟斬・水平斬で（邪気払いの儀）儀式をさせて戴きました。
新撰組とも関係の深い会津当流と致しましても最高の名誉であり、一門の慶びであります。
新撰組は会津藩主京都守護職であった松平容保公の配下で継がりが深く、大正２年５月永倉新八翁７５歳の御写真と並びに式典終了後墓前にて一同手を合わせご冥福を祈ってまいりました。
快晴の良き日、ここに御報告申し上げます。
（注意：新撰組副長助勤、神道無念流永倉新八翁のお墓が小樽市量徳寺に在りますが、現在一般人の墓参は固く禁止されております。ご注意下さい。）
新撰組隊士所持刀（刀銘）
| 局長 近藤 勇 | 長曾称虎徹２尺３寸５分、ただし偽物、（京都池田屋襲撃の時に使った刀） |
| 副長 土方歳三 | 会津刀匠、和泉守兼定２尺３寸５分、（会津藩主松平容保公より賜った刀） |
| 副長助勤 沖田総司 | 一文字則宗 ２尺４寸２分 |
| 副長助勤 永倉新八 | 氏重 寸法は不明である |
| 十番組長 原田左之助 | 紀州石堂 ２尺３寸、ただし無銘 |
| 参謀（議） 伊東甲子太郎 | 無銘兼氏 寸法は不明である |
誠ぞ知る 松前男子（おのこ） 今は蝦夷（えぞ） 人の世は 昔も今も かわりなし
一刀斎全祐
（永倉新八翁は北海道松前藩士であります）